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みかんの意外な健康効果

2022年12月20日
本店

冬と言えば「コタツでみかん」。コタツに入っても入らなくても、ありがたく味わいたいものですが、

そのみかんには、意外に思える健康効果もあるそうです。

みかんを食べると、骨粗鬆症の発症率を下げられるのだとか。

特に閉経後の女性でみかんをよく食べる人は、骨粗鬆症の発症リスクが低いことがわかっています。

骨粗鬆症は男性にも見られますが、閉経後の女性に多く見られる症状です。閉経によって女性ホルモンの分泌が低下すると、骨密度も低下してしまうためです。

みかんには、β-クリプトキサンチンという成分が豊富に含まれています。このβ-クリプトキサンチンが骨粗鬆症対策に有効であると考えられています。

β‐クリプトキサンチンはカロテンやリコピンなどと同じカロテノイド色素の一種で、みかんのだいだい色はこの成分が影響しています。

「みかんを食べると骨粗鬆症を防げる」と聞くと、意外な感じもしますが、1日3個ほどのみかんを食べ続けると、特に閉経後の女性は骨粗鬆症の発症リスクを下げることが期待できます。骨密度の低下や骨粗鬆症が心配な女性にとって、みかんは心強い味方になります。

みかんの健康効果は骨粗鬆症の予防だけでは、もちろんありません。みかんを食べると、実に多くの健康効果が期待できます。

みかんに豊富に含まれるビタミンCには、粘膜を強化したり免疫力を高めたりする働きがあり、風邪の予防などに役立ちます。

みかんの酸味であるクエン酸には、疲労を回復させる効果があります。

みかんを食べる時は、白いすじや袋も食べた方が良いでしょう。これらには、ビタミンPの一種であるヘスペリジンが含まれています。ヘスペリジンは毛細血管を強化し、血流を改善し、中性脂肪を分解する効果が認められている優れた成分です。さらに袋には、食物繊維も豊富に含まれていて、便秘の予防になります。

β‐クリプトキサンチンには、強い抗酸化作用があるため、がんを抑制する効果も期待できるそうです。

 

毎日食べて疲れを吹き飛ばし、風邪やインフルエンザを防いで、師走を元気に過ごしたいですね。