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スポーツの秋の由来

2022年09月20日
つるはら駅前店

スポーツの秋の由来とは?

秋が近づくにつれ、スポーツ用品店やアウトドアショップには、色とりどりのウェアやシューズが並び始めます。お店のポスターやポップなどで、「スポーツの秋」を意識した言葉も見かけますよね。小さい頃から当たり前だと認識していたスポーツの秋ですが、どうして秋にスポーツなのか気になったとはありませんか?

スポーツと秋が結びついた一番の理由として挙げられるのは、1964年に行われた東京オリンピックです。世界的なスポーツの祭典が日本で開催されることに、日本は全国的に大熱狂していました。当時の東京オリンピックは10月10日に開会され、24日に閉会式を迎えています。まさに、日本の秋まっさかりの時に行われたのです。

農業が全国的に盛んだった頃には、秋の稲刈りが終わる9月や10月頃が農閑期(農作業が忙しくない時期)だったので、地域ぐるみで運動会を盛り上げる姿も多く見られました。秋といえばスポーツという流れが定着したのも、昔の農閑期がうまくマッチングした結果なのかも知れません。

1966年には10月10日が国民の祝日と制定され、体育の日という名称になりました。東京オリンピックをきっかけに、全国的にスポーツに取り組む流れができたのです。ちなみに体育の日という名称は、2020年の1月1日から「スポーツの日」に変更されます。時代や名称が変わっても、スポーツの秋は日本にしっかりと定着しています。