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適応障害について

2023年07月10日
岸和田駅前店

こんにちは。

誰にでも起こりうる心の病気の1つである適応障害について紹介したいと思います。

 

適応障害とは、強いストレスによって、日常生活を送ることが困難になるほどの”こころの不調”が現れる病気です。

うつ病の手前の症状だとされていて、早い対応が必要です。

 

 

特徴は、ストレスとなる出来事が明らかなことです。

ただ、このような症状が現れるのは一時的で、長くは続かないのが特徴です。

もし6か月間以上続いているようなら、うつ病などほかの病気の可能性もあります。

原因となるストレスからうまく離れることが、改善・回復のポイントです。

ストレスを感じる原因で多いのは、職場や学校、家庭内での人間関係です。結婚や昇進など、客観的には好ましい出来事もストレスの原因になります。

病気自体のストレスだけでなく、治療生活による環境の変化もストレスの原因になります。

適応障害の治療としては、ストレスのもとを減らすことが重要です。

職場になじめないようなら、部署や人の配置を変えてもらうなど、環境を変える方法を考えましょう。

また、ストレスに対して自分がどのような考え方や行動パターンを持っているかに気づき、そのパターンを変えていく方法もあります。

病気による不安や孤独に対処するために、精神科などでカウンセリングを受けるほか、同じ病気の患者さんどうしが交流する患者会などに参加するのもよいでしょう。