急激な温度変化に注意!
2022年12月06日
岸和田駅前店
12月に入り本格的に寒くなってきましたね。
寒〜い冬場に注意しなきゃいけないのが急な温度変化です。
寒さから体温の発散を防ぐために血管が収縮するため、冬場は血圧が上がりやすくなります。
特に暖かいところから寒いところへ移動した際、血圧が急激に上がって心臓の血管が過剰に収縮し、心筋梗塞などの原因になることがあります。
★お風呂場★
暖かいお風呂場から寒い脱衣所に出たとき、急激な血圧の変動で「ヒートショック」を起こす危険性があります。
ヒートショックとは、急激な温度変化で体がダメージを受けることで、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす原因の1つです。
予防策としては、
- 脱衣所をあらかじめ温めておく
- 浴槽にお湯を溜めている場合は、蓋を開けてお風呂場と脱衣所を温める
脱衣所とお風呂場の温度差をなるべく縮め、血圧の急激な変動を和らげることが重要です。
また、冷え込む深夜ではなく早めの時間に入浴するように心がけましょう。
★トイレ★
トイレには暖房器具が設置されていない場合が多いです。
お風呂場と同じように、暖かい居間から寒いトイレに行くと血圧が変動しやすく、また、排泄時には血圧が下がりやすいので心臓に負担がかかったり、ふらつきや失神などに繋がったりすることもあります。
トイレに行く際は上着を着て身体を保温したり、小型の暖房器具を持っていったりするなどして温度差をなるべくなくしましょう。
★ゴミ出し★
朝方は特に血圧が変動しやすいです。暖かい屋内から冷たい外に出て一気に血管が縮み、血圧が急激に上昇することがあります。
ゴミ出しなど「すぐに屋内に戻るから…」と気を抜かず、暖かい服装をして外に出ましょう。