夏風邪の特徴と長引く咳の対処法
風邪というと冬にかかりやすいと思われがちですが、実は、夏でもかかります。
夏は冬よりも気温が高いため風邪にかかっているという感覚が少ないことがあります。
夏風邪の長引く咳についてご紹介していきたいと思います!
★夏風邪の主な症状とは
冬の風邪の症状と夏風邪の症状では、少し違いがあります。
冬の風邪では、鼻水や鼻づまり、喉の痛み、咳、発熱、倦怠感などの症状があらわれます。
夏風邪は喉の痛みや激しい咳、腹痛や下痢、微熱が続くなど、より重い症状があらわれます。
なぜかというと、夏に多いウイルス(アデノ、エンテロ、コクサッキ―ウイルス)が、鼻やのどの粘膜の細胞に入って、感染した細胞からさらに増殖していくからです。
また、ウイルスによる風邪には抗生物質が効かないため、症状が抑えられる薬を飲んで、自分の免疫力で治していかなければなりません。
夏は暑さによって、睡眠不足になったり、食欲が減ったりすることがよくあります。
そのため、風邪をひいていても冬より症状を軽く感じがちです。
★夏風邪の咳の治し方は?
病院を受診して、早めにお薬をもらう方がよいですが、以下のことに気をつけるとよいでしょう。
栄養のある消化の良いものをとり、水分補給をこまめにするようにします。
食事は脂っこくなく、塩分が少ないものが適しています。梅粥やかきたまうどん、薬味たっぷりの冷奴のようなサラッとしたものはおすすめです。
また、夏は、暑さなどで免疫力が弱くなっていますので、しっかりと睡眠をとり身体を休めることも大切です。
夏風邪はウイルス性のものが多いため、まずはひかないようにすることが大切です。
暑いからといって室内の温度を下げ過ぎると、外気との差が出て身体に負担をかけてしまうこととなり、免疫力が低下してしまいます。身体を冷やし過ぎないように心掛けてください。
もし夏風邪をひいてしまったら、早めに病院を受診して、症状にあった治療を受けるようにしましょう!(^^)!