秋バテ

「秋バテ」という言葉をご存知ですか？過酷な夏も過ぎ去り、過ごしやすいはずの秋に入ったのに身体がだるい、疲れがとれない、ヤル気が出ない……、そんな症状に心当たりのある方は、もしかしたら「秋バテ」かもしれません。

１０月になっても真夏日があったり、かと思えば晩秋に近い陽気もあるなど、気温が安定しません。また日中は半袖で過ごせても、朝晩は冷えて長袖のパジャマや掛け布団が必要になるなど、温度差が激しいのもこの時期の特徴。こうした急激な寒暖差に対応しきれず、体調を崩しやすくなってしまうのです。

秋バテは旬の食材で解消しましょう！
秋バテには、誰にでも簡単に始められる食養生がおすすめです。ポイントは“旬をいただく”こと。旬の食材は美味しく栄養が豊富なだけではなく、その季節のトラブルに対応した嬉しい働きがたくさん詰まっています。

山いもは、胃腸を整え身体を元気にしたり、

さつまいもは、ポタージュスープにするなど食べやすいよう工夫するのがおすすめです。

かぶは、身体に潤いを与えたいときには生でサラダや浅漬けにしたり、蒸し料理にするなど火を入れ過ぎないのがポイントです。

しいたけには、身体を元気にする働きがあると考えられ、とても重宝されてきました。疲れたときだけでなく、毎日の健康維持にも、常に取り入れたい食材です。

疲れがひどい人には漢方薬もおすすめです。

じんわり、ゆったりリラックスする時間を作って、自然な回復を待つのがポイントです。秋バテを解消して、爽やかな秋を満喫しましょう！