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梅雨の時期

2025年05月26日
つるはら駅前店

梅雨とは、雨がよく降り晴れの日が少ない時期のこと。

雨季とも呼ばれ、5月下旬頃から7月上旬頃まで続きます。

日本(北海道を除く)のみならず、朝鮮半島や中国南部でも起こる気象現象です。

梅雨の始まりは「梅雨入り」、梅雨の終わりは「梅雨明け」と言い、どちらも何月何日と決まっているわけではありません。

前日や当日、その後の1週間の予報から気象庁が判断し、ニュースやテレビを通じて私たちに伝えられます。

 

そもそも雨はどうして降るのでしょうか?

空気の中には、暖かい空気と冷たい空気の2種類があり、暖かい空気は上に昇り、冷たい空気は下に向かう性質があります。

空の中にも、暖かい空気(暖気団)と冷たい空気(寒気団)があり、これらの空気がぶつかり合って(=前線)、暖かい空気が上に昇り、雲が作られ雨が降りやすくなります。

これが雨が降る仕組みです。

 

では、なぜ5月下旬頃から7月上旬頃になると雨はたくさん降るのでしょうか?

その原因は、前述で述べた雨が降る仕組みが、長い期間続くからです。

5月下旬頃から7月上旬頃になると、日本の南東からは暖かい空気(小笠原気団)が、日本の北東からは冷たい空気(オホーツク海気団)が流れてきます。

この2つの空気は、同じくらいの強さで押し合い、身動きが取れなくなっている状況です。

そのため、2つの空気は同じ場所から動くことができず、雨が降り続けるのです。

 

ジメジメした日が続く梅雨は、多くの人からすると気がめいる時期ですが、稲やアジサイなど、植物の育成には欠かせない重要な季節でもあります。

知識を深めて、梅雨ならではの景色を楽しんでみてください。