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季節の変わり目

2024年05月20日
つるはら駅前店

「熱中症は真夏の気温が高い日にかかるもの」と思い込んでいないでしょうか。確かに熱中症発生のピークは7~8月ですが、実は、発生数が増え始めるのは5~6月なのです。梅雨の晴れ間、梅雨明け直後など、身体がまだ高温多湿に順応できていないタイミングで急に気温が上がったり、蒸し暑くなったりすると、熱中症発生のリスクが高まります。梅雨の晴れ間も、熱中症を防ぐため、対策をしっかりと身につけておきましょう。

湿度が高い空間では、体温調整のために汗をかいても、その汗が蒸発しにくくなります。体の余分な熱が逃がせず、こもりやすくなってしまうので、気温はそれほど高くなくても熱中症のリスクが高まるのです。

蒸し暑い日には、のどの渇きを感じる前に水分や塩分などを小まめに補給しましょう。涼しい時間帯を選んでウオーキングなどの運動を行い、汗をかくことに体を慣らしておくことも効果的です。

梅雨時の熱中症を防ぐには、自然に汗をかく機会を増やし、汗による体温調整をしやすくすることがポイントになります。シャワーではなく湯船でじっくり入浴するなどの対策がおすすめです。
また、「のどが渇いた」と感じるときには、すでに体内の水分が不足しつつあります。運動中や入浴中はもちろん、室内で静かに過ごしているときも、のどが渇く前に意識して水分補給しましょう。水分は一度にたくさん飲んで間を空けるより、少しずつこまめに摂るのがポイントです。
また、湿度が高く、蒸し暑いと感じる日は、汗による体温調整が難しくなります。換気や除湿、エアコンをつける、扇風機に当たるなどして、汗を上手に蒸発させるようにしましょう。

「季節の変わり目」というと春先や秋口を連想しがちですが、梅雨も春から夏へと移り変わる変わり目のシーズン。体調を崩しやすい時期であることを意識して、不調が出る前から快適に過ごせるよう備えておきましょう。