冬の水分不足

最近いっきに寒くなってきましたね。急に寒くなったことで、体調を崩す方も多いと思います。

そんな体調の原因の１つ「水分不足」。

体の半分を占める「水」。

成人の場合は体重の約60％、65歳以上の高齢者の場合は約50％を水分が占めています。

秋から冬は、体の水分が不足しやすくなり体の水分は汗や尿のほか、皮膚からの水分蒸発によっても外に出ていってしまい水分不足に。

夏に比べると喉の渇きを感じにくいため、水分を積極的にとらない人も多くなりがちです。

体の外へと出ていく水分は多く、体の中に補給される水分は少なくなるため、水分が不足しやすくなるのです。

このように、知らず知らずのうちに水分が失われ、自覚のないまま脱水状態に陥ることを「かくれ脱水」といいます。

かくれ脱水を防ぐには、こまめな水分補給です。

高齢者の場合は特に、気温や体調の変化、喉の渇きなどを感じにくいことから、慢性的に水分が不足しがちです。1日の中で時間を決めて、意識的に水分を摂取することを心がけましょう。また加湿器を使ったり、換気をすることも効果的です。

まだまだこれから寒くなってくるので、しっかり体を温めて、水分補給し元気な身体づくりをしていきましょう！