不調はビタミンCから?
2024年05月13日
おおとり店
数ある栄養成分のなかでも最も知名度の高いビタミンCですが、
このビタミンCが不足すると恐ろしい病気になってしまうこともあるのです。
実はビタミンCは人体では作り出すことはできないのです。
なので毎日の食事などによって摂取しなければならないのです。
ビタミンCが不足すると起こる身体の不調としては、
初期では疲労感や脱力感のほか、皮膚の乾燥やうつ症状などが現れます。
また、免疫力の低下から風邪などの感染症にもかかりやすくなってしまいます。
さらに慢性的に不足してしまうと、壊血病になります。
壊血病にかかると、太ももなどの大腿部に大きなあざができるようになり、
毛穴の周囲から出血がおこります。症状が進むと、歯ぐき、消化管、粘膜からも出血し、
やがて身体のいたる箇所から出血し、死に至る恐ろしい病気です。
ビタミンCには2つの大きな働きがあります。
1つ目はコラーゲンの合成、2つ目は抗酸化作用の2つがあります。
ビタミンCが欠乏するとコラーゲンが合成できず、酸化進み、血管の強靭性や柔軟性がなくなり
弱くなってしまいます。また、肌が乾燥し、シミなどが出来てしまうのも同じ理屈となっています。
ビタミンCは水溶性のため、尿で排出されやすく、知らないうちにビタミンC不足に陥ってしまう可能性があります。
肌や血管を健康にするために生野菜などを採り、ビタミンCのこまめな補給を心がけましょう!