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ビタミンCたっぷりないちご

2025年04月28日
岸和田駅前店

いちごに含まれる栄養素とは?

“いちご”には、ビタミンCが豊富に含まれています。みかんやグレープフルーツの約2倍でフルーツのなかでも特に多い特徴があります。ビタミンCは、皮膚や細胞のコラーゲンの合成に必須な栄養素であり、活性酸素を消去して細胞を保護する抗酸化作用も持っています。

100g(小粒10個前後・中粒6個前後・大粒2個前後)当たりに含まれるビタミンCは62mgで、成人男女が一日にとりたい推奨量は100mgなので、大粒の“いちご”なら3〜4個で1日分をクリアできる計算になります。

また、ビタミンB群の一種である葉酸も豊富で、100g当たり90μg含まれています。葉酸は細胞増殖と深い関わりがあり、不足すると巨赤芽球性貧血になってしまう恐れがあります。妊娠を望んでいる方や妊娠初期の方は、胎児の神経管閉鎖障害の発症予防のために、特に不足に気をつけたい栄養素のひとつです。

成人男女が一日に摂りたい推奨量は240μg(※)なので、大粒の“いちご”なら2個前後で約1/3日分を摂れることになります。
※成人女性でも妊娠中の方は480μgと異なります。
※μg=1mgの1000分の1

そのほかにも、“いちご”の赤い色素成分であるポリフェノールの一種で抗酸化作用をもつアントシアニンや、食物繊維、カリウムも多く含んでいます。

<効率よく栄養を摂るコツは?>

“いちご”に含まれる栄養素のなかで特に多いビタミンCを効率よく摂るには、その特徴を生かして食べるとよいでしょう。ビタミンCは水溶性ビタミンで、熱に弱く壊れやすい特徴があります。効率よく摂るためには、生のまま食べるほか、調理をする場合は、スムージーやシャーベットなど、加熱をせずに食べるのがおすすめです。