寒暖差アレルギー?対処法や予防法
こんにちは。
ここ数日で一気に気温が下がって秋らしさが増してきましたね。
日中の寒暖差も激しいこの季節、寒暖差アレルギーについてお話します。
「寒暖差アレルギー」と呼ばれていますが、医学的な正式名称は「血管運動性鼻炎」です。
くしゃみや鼻水、鼻づまりといった、風邪や花粉症のような症状が出るものの、風邪や花粉症のように特定のアレルゲンは存在しません。風邪のようにウイルスに感染して炎症を起こすわけではありません。
寒暖差アレルギーのおもな原因
★自律神経の乱れ
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類に分かれていますが、これらの神経は臓器や血管に対して正反対の影響を及ぼします。交感神経と副交感神経のバランスが崩れるほど、寒暖差アレルギーが発症の危険度が高くなります。
☆ストレス
ある程度までのストレスなら耐えられても、極度に強いストレスを受け続けると自律神経が乱れてしまうでしょう。この場合のストレスというのは、肉体的なストレスはもちろん、精神的なストレスも含みます。ストレスがあるのはわかっていても、我慢し続けていると、自分では大丈夫だと思っていても、寒暖差アレルギーという症状になって表れることもあります。
☆生活習慣
自律神経というのは、一般的に昼間に交感神経が活発になり、夜になると副交感神経が活発になります。そのため、徹夜や睡眠不足が続いたり、昼と夜が逆転するような不規則な生活をしたりしていると、交感神経ばかりが活発化して、自律神経の乱れにつながります。
その他、鼻粘膜の腫れやホルモンバランスの乱れが自律神経の乱れに繋がります。
寒暖差アレルギーのおもな症状
寒暖差アレルギーのおもな症状としては、鼻水・鼻づまり、咳、くしゃみ、じんましん、食欲減少、睡眠障害、倦怠感などがあります。寒暖差アレルギーではストレスも原因になっているため、精神的にイライラしやすくなることもあります。
寒暖差アレルギーに効果的な対処法
・市販の薬を飲む
・漢方薬を飲む
・ツボ押して体を温める
・血流を良くする
・お風呂でリラックスする
寒暖差アレルギーに効果的な予防法
・十分な睡眠をとる
・バランスの良い食事
・適度な運動で抵抗力をつける
・ストレスを溜めない
・規則正しい生活をする
【症状がひどい場合は病院へ】
寒暖差アレルギー専門に治療している病院はありませんので、内科や耳鼻科を受診することになります。寒暖差アレルギーについての正式な検査方法や治療方法はありませんので、根本治療にはなりませんが、対症療法で症状の緩和できる可能性はあるでしょう。
季節の変わり目こそ規則正しい生活を心がけましょう。