みかんを揉むとおいしくなるって本当?
2022年01月25日
本店
新型コロナウイルスの感染がますます増加し、おうち時間も増えましたが、こたつに入って甘いみかんを食べるのが美味しいですね。
みかんでも産地によっていろいろですが、酸っぱいみかんにあたってしまうこともあります。
そんな時、”みかんを揉むとあまくなっておいしくなる”という説があります。
みかんは刺激を受けると甘くなる?!
みかんの酸味の元はクエン酸です。このクエン酸にはみかんを修復する機能があります。
そのため、みかんが揉まれたり、自転車のカゴなどで揺られていると、刺激を受けて傷ついたみかんを修復しようとクエン酸が消費され、より甘みが引き立つようになると言われています。
また、このような刺激がなくても、みかん自身が呼吸する際にクエン酸を消費します。つまり、個体差はありますが、みかんは飼ってすぐ食べるよりも少し時間を置いた方が、クエン酸が消費されてまろやかで甘く感じることが多いのです。
食べやすく手頃な値段のみかんは、ビタミンCがたっぷりで風邪予防にもなります。酸っぱいものにあたったら揉んで甘くしながら、旬の味をたっぷり堪能しましょう。