柿の効能について

皆さん、こんにちは。

気候の方はまだまだ暑い日が続いていますが、暦の上ではもうすぐ秋分の日を迎えようとしている時期です。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。

さて、今回はそろそろ食べごろを迎える柿の栄養についてお話ししようと思います。

柿には意外にもみかんの2倍以上、キウイとほぼ同じ量のビタミンCが含まれています。数量で表すと実に100gあたり70㎎のビタミンCを含んでおり、柿を一個食べるだけで成人が一日に必要とするだけのビタミンCを摂取できるほどです。

ビタミンCは、副腎皮質ホルモンの合成を促し、ストレス対策にも一定の効果があります。また、ビタミンCには強い抗酸化作用があるので、活性酸素を取り除き、老化防止の役割も期待できます。

また、柿に含まれる栄養素として有名なものにタンニンがあります。

タンニンとは、ポリフェノールの一種で、柿の渋みの元となる成分です。

タンニンには強い抗酸化作用があり、老化防止や動脈硬化の予防などの効果が期待できます。

また、には殺菌・消臭効果があるため、虫歯や口臭の予防にも役立ちます。アルコール分解作用もあるため、二日酔いにも効果的です。

柿にはこのように一個食べるだけでも十分な栄養素が含まれています。皆さんも柿と一緒にまだまだ続く残暑を乗り切りましょう！