猛暑の9月
2023年09月19日
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9月後半に入ったというのに、厳しい暑さが今も続いていますね。
この夏(6月~8月)は過去に例がない記録的に暑い夏となり、9月以降も異例の残暑が続いていますが、まだこの先も残暑が長引きそうです。
この残暑はいつまで続くのでしょうか?
今回は、9月なのに暑い理由や、秋はいつくるのかについてまとめました。
9月なのに暑い理由
・台風や温帯低気圧
台風や温帯低気圧は、暖かく湿った空気を日本列島に運びます。
その結果、気温が上昇し、真夏日や熱帯夜となります。
特に、台風が日本海側に進むと、西日本から東北にかけて暑さが強まります。
・エルニーニョ現象
エルニーニョ現象とは、太平洋の赤道付近で海水温が高くなる現象です。
この現象が発達すると、世界的に気温が上昇し、猛暑や干ばつなどの異常気象が起こります。
今年はエルニーニョ現象が発達しており、日本でも長く暑さが続いています。
・偏西風
偏西風とは、高度約10kmの上空で吹く西から東への風です。
この風は季節によって位置を変えますが、通常は10月になると南下してきます。
しかし、今年は偏西風が北に寄っており、高気圧が張り出しやすい状態となっています。
そのため、日本列島全体を覆う晴れや曇りの日が多くなり、暑さが長引いています。
以上のように、10月になっても暑さが続く気候的な原因は複雑に関係しています。
それではこの残暑はいつまで続くのでしょうか?
この異常な暑さは、10月後半になると落ち着く見込みです。
今年は秋の深まりがゆっくりになるそうです。
暑さ対策や体調管理をしっかり行って、元気に乗り切りましょう(^^)
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