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暑熱順化

2023年06月19日
和泉橋本駅前店

みなさんは「暑熱順化」という言葉を知っていますか?

熱中症が最も多く発生するのは気温が高くなる7~8月ですが、発生数が増え始めるのは5~6月です。

ここでキーワードとなるのが「暑熱順化」です。

人の体は、徐々に暑さに慣れさせることで、暑い環境に耐えられるようになっていきます。

この仕組みを「暑熱順化」といいます。

暑熱順化が進むと、皮膚の血管が拡張して体の表面から熱を逃がしたり、かいた汗が蒸発することで熱を逃がしたりして、体温を下げることができます。

通常、本格的な暑さが始まる梅雨明けごろまでには自然に暑熱順化されます。

しかし、寒暖差が激しかったり、リモートワークなどでずっと家の中にいて汗を流す機会が少なかったりすると、暑熱順化が進まない事があります。

そうした状態のまま気温が急に高くなると、体内の熱を外に逃せず、熱が体内にこもって熱中症を起こしやすくなります。

梅雨が明けると、気温が一気に上昇します。

熱中症のリスクが高まるので要注意です!