健康のために水を飲もう!
2023年05月01日
北野田店
人間の体の約60%は水分です。
例えば体重60㎏の成人男性の場合、約36㎏分が水分となります。
これだけ多くの割合を占めているので、少しの水分不足が大きな健康障害を引き起こす可能性があります。
たった5%の水分を失うだけで脱水症状や熱中症などの症状が現れます。
10%失うと筋肉の痙攣、循環不全などが起こり、20%失うと死に至る恐れがあります。
普通に生活をしているだけでも、尿や便、呼吸や汗で1日に2.5Lもの水分が失われていますが、一方で食事で1.0L、体内で0.3Lほどつくられています。
しかし、失った水分の補給には足りず、1.2Lは飲み水として補給しなくてはなりません。
普通の生活で1.2Lですから、運動を行ったり、屋外で活動をして汗をかいたりしたら、さらに補給が必要となります。
夏はビールを飲んで水分補給をしようと考える方もいるかもしれませんが、それはNG。アルコールには利尿作用があり、通常より尿の量を増やしてしまいます。
例えば、ビールを10本飲んだとしたら11本分が尿として排出され、逆に脱水を促してしまいます。
多量のカフェインも同様に利尿作用があり、夏に好まれるアイスコーヒーなどカフェインが含まれる飲み物には注意しましょう。
水分不足に季節は関係ありません。
喉が渇いた!と思った時、すでに脱水が始まり体が水を欲しているサインです。
寝る前、起床時、スポーツ中及びその前後、入浴の前後、そしてのどが渇く前に水分補給を心がけることが重要です。
大切な人の笑顔を絶やさないために、しっかりとこまめに水を摂りましょう!!