こころの健康
昨今は、仕方がないことですが、心置きなく外出や旅行を楽しむ機会が減り、代わりにさまざまな制限がかかる中で、窮屈な思いをし、ストレスがたまっていませんか。
ストレスは“嫌なもの・悪いもの”と思われがちですが、嬉しいことや楽しいことも含めて、日常のさまざまな出来事がストレスの要因になります。適度なストレスは人がよりよく生きていくためには必要なものです。ストレスを乗り越えるための努力が、自信を与え人間としての成長を促します。
しかし、ストレスが過剰な状態になると、メンタルヘルス不調の原因になります。
自分のストレス反応に気づいたら、早めにセルフケアをしましょう。
こころの健康に欠かせない要素
「こころの健康」とは、いきいきと自分らしく生きるための重要な条件です。健康のための3つの要素とされているのが、適度な「運動」や、バランスのとれた「栄養・食生活」、また心身の疲労の回復と充実した人生を目指す「休養」です。十分な「睡眠」をとり、「ストレスと上手につきあうこと」がこころの健康に欠かせない要素となっています。
<セルフケア&ストレス解消法の例>
・適度な運動を行う
→ヨガやストレッチなどを行い、緊張した筋肉をほぐし、
心身ともにリラックスしましょう。ウォーキング、ランニングなどを行うのもおすすめです。
・朝食をしっかり食べる
→「朝食を食べない人にストレス症状が現れやすい傾向がある」ことがわかっています。 脳のエネルギーが不足し、なんとなくイライラしたり、集中力が出なくて勉強や仕事がはかどりにくくなります。
・好きな音楽を聴く、演奏する
→「こんなときは、この曲」というように気分に合わせて音楽を選ぶのも効果的でしょう。
・親しい人たちと交流する
→友人や知人と話をすることで、不安やイライラした気持ちが整理されて、自ずと解決策がみえたり、アドバイスがもらえたりします。SNSやテレビ電話などもうまく利用しましょう。